Googleビジネスプロフィールのステータス一覧！掲載が正しく行われるためのステータスと対応とは？

Google ビジネスプロフィール（旧 Google My Business）の管理者になると、各ビジネスプロフィールのステータスを確認することが可能です。

今回の記事ではこれらのステータスの確認方法と、ステータスの意味、 そして、それらのステータスごとに対応をすべき項目を説明致します。

ビジネスプロフィールのステータスとは ビジネスプロフィールにおけるステータスは、ビジネスプロフィールの管理画面、ビジネスプロフィールマネージャー上で確認することができる店舗のビジネスプロフィールの1項目です。

このステータスを見ることで、ビジネスプロフィールの状態や、実施が必要な項目の表示、その他通知などの情報を確認することができます。

中には、対応をしない場合、意図しない情報が掲載されたり、店舗が非公開状態になりお客様にビジネスプロフィールが届かない状況になってしまいます。

今回の記事を参考に、すべての店舗を正しく管理し、消費者に店舗の情報がしっかり届く運用体制を整えてください。

🔍ビジネスプロフィールのステータスを確認しないとどうなる？ ステータスはビジネスプロフィールの利用開始時に正しく店舗情報を掲載するまでに確認することが多い項目です。 運用を開始して以降は、正しく公開をされていることが示されているいる「確認済み」というステータスになっているため、特に問題がありません。

しかし、ステータスの中には、「重複」「無効」「停止」といったステータスが存在しております。 これらのステータスの場合、ビジネスプロフィールの公開が停止されたり、情報発信が出来ないといった状態に陥ることがあります。

そういった意図しない状況を防ぐためにも、定期的にステータス確認をし、適切な対応をすることを推奨いたします。

🔍ビジネスプロフィールのステータスを確認する方法 ビジネスプロフィールのステータスのはビジネスプロフィールの管理画面、ビジネスプロフィールマネージャから確認をすることができます。

確認をしたいGoogleアカウントにログインをした状態で、 https://business.google.com/locations にアクセスをすることで、ビジネスプロフィールマネージャーを開くことができます。

下の図のように、赤枠で表示がされているのが店舗様のステータスです。 こちらの内容を確認し、必要に応じて対応などをする必要がございます。

複数の店舗様を管理している方で、まとめて各ステータスの店舗数を確認したり、一覧で以上のある店舗を見つけたい場合は、「ビジネス情報を追加」のすぐ左のセレクトボックスをクリックすることで確認をすることができます。

✅ 対応が不要で、期待通りの掲載が行えていることを示すステータス 🟩 確認済み: 管理権限を持ち、正しく公開されている状態 オーナー確認(店舗の運営者である証明)を完了し、営業中の店舗であることを示すステータスです。 正しく店舗情報が公開されている状況で、このステータスになっていることが理想です。 後述のGoogleからの情報で対応が必要なステータスになることもありますのでお気をつけください。

🟩 公開済み: 作成されて公開され始めた状態 オーナー確認などでGoogleからの公開許可を受けた直後の店舗のステータスで、 状況的には確認済みとほぼ同じです。 一定時間後に確認済みに変わるのでいつの間にか変わっている可能性が高いです。

🟩 店舗コードなし : 確認済み店舗で店舗コードが設定されていない状態 確認済みの店舗の中でGoogle上でのビジネスプロフィールの管理用コードである「店舗コード」が入力されていない店舗に表示されるステータスです。 ユーザー様には公開されず影響が薄い項目ですが、複数店舗を管理するお客様は管理上補判別をしやすくするために設定を推奨します。

🟩 閉業: 確認済み店舗で営業状態が閉業の状態 確認済みの店舗の中で、営業状況が閉業の店舗に表示されます。 閉業した後の消費者が検索することはあるので、正しく閉業状態であることを告知するためにも閉業ステータスにして管理を続けましょう。

🟩 臨時休業: 確認済み店舗で営業状態が臨時休業の状態 確認済みの店舗の中で、営業状況が臨時休業の店舗に表示されます。 改装などで営業再開予定がある長期休業の場合などに設定ください。 年末年始などの短期のお休みの際は特別営業時間を使った休日設定を推奨します。

📫 Googleからの対応を待っている状況のステータス 🟦 保留中の編集: 編集した店舗情報の内容が審査中の状態 確認済みのステータスの店舗で情報を編集をした際などに、 Google側での審査を行っており内容の反映を待っている状況です。 こちらから実施できることはありませんが、この状況が解消されるまで設定情報が反映されないことはご注意ください。

🟦 確認待ち: 新規に追加時などにGoogleの審査を受けている状態 新規作成した店舗など公開に向けてGoogle側での審査を行っている状況です。 保留中の編集と同じく、こちらから実施できることはありませんが、この状況が解消されるまで設定情報が反映されないことはご注意ください。

⚠️ こちらからのアクションをしなければ正しい情報の公開ができないステータス 🟨 未確認・オーナー確認が必要: オーナー確認が終わっておらずGoogleに店舗の所有権を証明できていない状態 Googleビジネスプロフィールの管理をするためには、 店舗が自分の物である「オーナー確認」を行う必要がございます。 このステータスがその「オーナー確認」が終わっておらず、管理が開始できていないことを示しています。 特に新規店舗の場合、オーナー確認を行い店舗の存在が証明できない限り公開されないため、オーナー確認作業を進めることを推奨いたします。

🟨 Googleによる変更: Googleによる情報の変更がされた状態 上述のオーナー確認を行い、店舗様の管理権限を取得した場合でも、 Googleがインターネットのさまざまな情報を取得した結果、自動的に行った修正や変更を行うことがありその結果情報が変わったことを指す状態です。

多くの場合はオンライン上のさまざまな情報をもとに情報が修正されていますが、まとめサイトの不正確な情報や古い情報をもとに変更をされてしまうこともあります。

このステータスになったら情報を確認し必要に応じて内容を修正することを提案いたします。

🚨 Google上での店舗の掲載が止まってしまっており、緊急の対応が必要なステータス 🟥 重複: Googleが他の店舗と同一と判定し、掲載が見送られている状態 Googleビジネスプロフィールの店舗は、自社が管理をしている状況でも一般のユーザー様に同じ店舗が作られてしまったり、 商業施設様で同じ住所の他の店舗様と同じ店舗として判定をされてしまうケースがあり、 こういった時に「重複」ステータスとなってしまい、ビジネスプロフィールの管理権限が一時的になくなったり、公開が制限されてしまうことがあります。

このような状況になった場合は、再度オーナー権限をとって別の店舗であることを証明したり、重複した店舗を投稿するための申請をする必要があります。 店舗情報を正しく掲載するためにも対応をしましょう。

外部リンク: Google ビジネス プロフィール ヘルプ - 重複としてマークされているプロフィール

外部リンク: Google ビジネス プロフィール ヘルプ - 重複しているビジネス プロフィールを統合する

🟥 無効: 店舗の情報に不備があり掲載ができていない状態 ビジネスプロフィール上に登録された情報に不備があり、Google側で正しいと判定できなかった場合、「無効」と判定され掲載ができない状態になります。

例えば、住所の内容が誤っている、緯度経度のピンが住所と大きく異なる、電話番号が無効といった情報の不備があるとこの情報になりやすいです。 特に新店舗ですとGoogle側がインターネット上で収集した新店舗の未確定情報が優先されこのようなケースになってしまうことがあります。

対処法としては改めて上記の情報を確認した上で、Googleに対して連絡することを推奨いたします。場合によってはサイドのオーナー確認が求められるケースなどもありますが、店舗の掲載のために優先的に対応をすることを推奨します。

具体的な申請の仕方は以下リンクをご確認ください。

外部リンク: Google ビジネス プロフィール ヘルプ - 停止または無効化されたプロフィールを修正する

🟥 停止: 店舗の情報がGoogleのポリシーに抵触してしまい、掲載ができていない状態 ビジネスプロフィールまたは運用しているGoogleアカウントが、Googleのポリシーに違反している場合も、店舗のビジネスプロフィールが非掲載になってしまいます。

例えば、虚偽の情報の提供やスパム行為、ビジネスがポリシーに違反していると判定された場合はこちらのステータスになってしまいます。 まずは以下のリンクを確認しガイドラインに違反していない項目がないか、確認をお願いいたします。

外部リンク: Google ビジネス プロフィール ヘルプ - Googleに掲載するビジネス情報のガイドライン

こちらの内容を確認し修正が完了したら、以下のガイドに従い、Googleへの申請を行ってください。

外部リンク: Google ビジネス プロフィール ヘルプ - 停止または無効化されたプロフィールを修正する

まとめ ここまでがGoogleビジネスプロフィールのステータスの紹介でした。

基本的には、「 確認済み」「公開済み」「店舗コードなし」「 閉業」「臨時休業」といった、こちらから対応の必要ないステータスになるように必要に応じて対応することで、掲載がされなくなるなどのトラブルを防いで行くことができると思われます。

また、Googleのアップデートにより、表記や新しいステータスが増減するケースもございます。 最新の情報をキャッチアップし、必要な対応を進めていくことことが、店舗の情報を正しく発信し集客をする上で重要のため、定期的な確認や情報や運用ルールのアップデートを推奨いたします。

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