株式会社ダッドウェイは、抱っこひものErgobaby(エルゴベビー)をはじめとする海外ベビー用品ブランドの輸入・販売や、自社企画の子供服・ベビー用品の製造販売を行っています。今回はダイレクトマーケティング事業部の山﨑様、木村様にどのような経緯でSTORECASTを導入し、課題の解決に向けてSTORECASTをどのように運用されているかをお聞きしました。(写真右)山﨑 様 ダイレクトマーケティング事業部 MD企画グループ(写真左)木村 様 ダイレクトマーケティング事業部 店舗運営グループまずはお二人の業務をお聞きしてもよろしいでしょうか。山﨑様:ダイレクトマーケティング事業部の中でMD企画グループは、小売り部隊として、商品仕入れからインストアマーチャンダイジング全般を行っています。木村様:トレーナーとして商品説明や接客指導など、トレーニングを主とし、店舗運営に関わる全体業務を行なっています。STORECAST導入までの経緯をお聞かせください。山﨑様:店舗の内装や店内のレイアウトなどをプランニングし、よりお客様に商品を魅力的に見せるような売り場作りを目指すため、VMD(Visual Merchandising)が重要だと考えます。VMDの中に店舗側でレイアウトを行った店舗写真を、本社に確認するという業務があります。この確認作業が毎シーズンあるので効率的にしたい、また、全社で共有ができていなかったのを改善したいと考えていました。STORECAST導入以前に店舗間用のコミュニケーションツールを使っていたのですが、画像が必要な店舗ディスプレイのコミュニケーションには不向きだったため、他に良いツールがないかと検討していたときに、STORECASTを知りました。STORECASTは既存の店舗ディスプレイのオペレーションを変えないで使えるところに非常に魅力を感じました。その他にも普段使い慣れているLINEのようなUIなので、誰でも最初から使えることができますし、店舗毎にディスプレイ画像を検索できるのも便利で使っています。また、今まで活用できなかったGoogleマイビジネスの運用にも使えるということもあり、STORECASTに決定しました。どのような体制でSTORECASTを運用されていますか。木村様:導入の目的である店舗ディスプレイのコミュニケーションとしては、店舗、本社全員で利用しています。今までの画像確認は、各店舗のSV(スーパーバイザー)、店長、本社社員が個別でやり取りを行っていましたが、STORECASTの管理画面を利用すると店舗横断でVMDの情報が共有されるようになりました。そのおかげでメインの担当者が不在にしている時でも、別の担当者が代わりに確認するというやり取りができるようになり、連携は強化されたと思います。また、画像管理という意味では他プラットフォームになりますが、Instagramの文章、画像のチェックにも利用しています。Googleマイビジネスの活用をSTORECAST導入のタイミングで開始されたということでしたが、活用状況はどうでしょうか。木村様:Googleマップを見て来店されるお客さまが増えてきている、という話は知っていました。ただ、店舗側にGoogleマップ用の画像を取って掲載して、と言っても負担になるだろうと考えて、後回しになっていました。そのため、まず、オペレーションの負荷が上がらない店舗ディスプレイでやりとりした画像を、STORECASTを通しGoogleマップ上に掲載することから運用を始めました。導入以前は、売り場が変わっているのにそのままになっていましたが、STORECASTを導入したことによって、最新の店舗ディスプレイ画像が掲載されている状態が実現できました。最新画像を見ることで、「お店に行ってみよう」と思ってくれる人が増えていく、という好循環が生まれてきていると感じています。他には緊急事態宣言で変わってしまう店舗の営業時間を、一括で変更していく機能も便利なので使っています。初めてのGoogleマイビジネスの運用だと大変なことはありませんでしたか。山﨑様:Googleマイビジネスの質問だけではありませんが、機能でわからないことをチャットで連絡するとすぐ返信をいただけますし、色々最新の情報も教えていただけたので、あまり困ることはなかったです。また既存の機能の質問だけでなく、「プレビュー画面があると嬉しい」という機能の要望をお願いしたことがあり、改善をしていただきました。フォロー体制がしっかりしていて、安心しています。STORECASTを導入したことで何かしらの効果実感が得られていますか。山﨑様:まず、店舗ディスプレイのコミュニケーションについては、全店舗の画像が可視化されたことで、他店舗の売り場作りを参考にするという運用ができるようになりました。また本社側からも「○○店のディスプレイを参考にするといいかも」と、良い事例の横展開が可能になったので、コミュニケーションが以前よりもスムーズになりました。木村様:今まで後回しになっていたGoogleマイビジネスの運用を開始できました。弊社の取り組みとして、マップの中で上位表示になりたい「横浜×ベビー服」などのワードがあります。積極的に協力してくれる店舗では、そのキーワードを意識した画像投稿を定期的にしてくれるという流れが生まれました。確実に上位になれるわけではないですが、意識していくことで店舗集客につながってくるのではと思っています。山﨑様、 木村様 本日はありがとうございました!